文化庁メディア芸術祭名古屋展 あそびのダイナミクス~こころのインタラクション
令和4年9月3日(土)~9月19日(月・祝)17日間(午前11時~午後5時)

文化庁メディア芸術祭名古屋展あそびのダイナミクス~こころのインタラクション アニメーション

アニメーション
加藤久仁生、川本喜八郎、久野遥子、築地のはら、山村浩二
第12回 アニメーション部門 大賞
「つみきのいえ」
加藤久仁生/KATO Kunio

海の上に家が建っている。
水面が上がってきてしまう為に、積木を積み重ねるようにして上へ上へと建て増しされた家。おじいさんはそんな家にひとりで暮らしている。家族の思い出に囲まれて。
そんなある日、家の中にまた水が入ってきた為に、新しい家を作らなければならなくなった…。孤独なおじいさんとその家族の思い出の物語。(加藤久仁生)

加藤久仁生「つみきのいえ」©ROBOT

第9回 アニメーション部門 優秀賞
「死者の書」
川本喜八郎/KAWAMOTO Kihachiro

奈良の當麻寺に伝わる中将姫の蓮糸曼荼羅伝説と大津皇子の史実をモチーフにした折口信夫の小説「死者の書」を原作とする。彼岸の中日、千部写経に取り組む藤原南家の姫、郎女(いらつめ)は二上山に沈む夕日の中に浮かび上がる尊者の俤を見る。若くして非業の死を遂げた大津皇子のさまよう魂を、郎女の一途な信仰が鎮めていく。執心と解脱というテーマを繰り返し描いてきた川本は遺作となったこの作品で解脱を描いた。(川本プロダクション)

川本喜八郎「死者の書」

第17回 アニメーション部門 新人賞
「Airy Me」
久野遥子/KUNO Yoko

謎の生体実験が行われる病棟で日々看護師から投薬を受ける被験者。ある時、看護師が被験者のスイッチを押すと、キメラへと変貌を遂げてしまう……。人にあらざる姿になろうとも人間的欲求を持ち続けた時、一体どんな光景が生まれるのか。そしてそれは誰が見た世界なのか─。アーティスト・Cuusheの同名曲から得たインスピレーションをもとに、揺れ続けるカメラワーク越しに柔らかな色彩で描かれたアニメーション作品。(久野遥子)


久野遥子「Airy Me」

久野遥子「Airy Me」

第23回 アニメーション部門 新人賞
「向かうねずみ」
築地のはら/TSUKIJI Nohara

2018年10月11日、私の誕生日に築地が豊洲へ移転、そして築地に住み着くネズミ問題がニュースで報道されました。
普段からネズミのキャラクターを用いて制作していた私にとって、それは他人事ではありませんでした。
この作品では築地市場移転問題に直接的に訴えかけるのではなく、ただ居場所を失った1匹のねずみの向かう先を台車とプロジェクターを用いて描いています。(築地のはら)

-あらすじ-
2018年10月11日、築地が豊洲へ移転した。推定1万匹いるとされるねずみ達は突如楽園を失った。
1匹のねずみは旅に出た。向かう場所は分からないけれど、とにかく向かう事にした。

築地のはら「向かうねずみ」

築地のはら「向かうねずみ」

第9回 アニメーション部門 優秀賞
「年をとった鰐」
山村浩二/YAMAMURA Koji

この作品は、フランスの児童文学者レオポルド・ショヴォーの原作を忠実にアニメーション化しました。リュウマチに悩まされ嫌気がさした年をとった鰐は、孫を食べてしまい家族から追放される。旅の途中で出会った蛸と紅海へと旅立つが、鰐は一晩に1本ずつ、蛸の足を食べ始めます。年をとった鰐と献身的な蛸の愛情の物語は、残酷で、現実的です。ここでは個人それぞれの認識の限界についても語っています。(山村浩二)

山村浩二「年をとった鰐」

第24回 アニメーション部門 大賞
「映像研には手を出すな!」
湯浅政明/YUASA Masaaki

高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。
スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、
1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。
そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。
さらに、同級生でカリスマ読者モデルの水崎ツバメが、実はアニメーター志望であることが判明し、3人は脳内にある「最強の世界」を表現すべく映像研を設立することに……

「月刊!スピリッツ」(小学館)にて好評連載中の大童澄瞳のデビュー作に、
国内外で数々の賞を獲得してきた湯浅政明監督&スタジオ「サイエンスSARU」が手を出した!!
キャラクターデザインは浅野直之、音楽はオオルタイチが加わり“最強の世界”を“最強のスタッフ”でつくり上げる。
全世界が注目する電撃3人娘の冒険譚が始まる!!!!
(湯浅政明)

※エンタメ・アニメシアター会場にて上映。

岩井澤健治「音楽」


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